第94回全国高校サッカー選手権大会も明日9日、準決勝を迎える。

今大会の波乱と言えば、一回戦で野洲高校が聖和学園高校に1-7で敗戦した出来事だ。

野洲高校と言えば「セクシーフットボール」を掲げ超攻撃的サッカーで高校サッカーにある意味“革命”を起こした高校だ。その野洲がより攻撃的でオリジナリティあふれるサッカーを展開する聖和学園に負けたのは、後から振り返れば高校サッカーの戦術の1つのターニングポイントになるのかも知れない。

その野洲高校出身のサッカー選手の1人が、スペインでプレーする日本代表MF乾貴士だ。彼のスーパープレーを振り返ってみよう。

全国高校サッカー選手権大会の決勝という大舞台で飛び出した美技。高校生の試合ではなかなか見られない大きなサイドチェンジを使った素早いカウンター。この得点が決勝点となり野洲高校は鹿児島実業を下し優勝を果たす。まるでバルセロナのようだ。

とんでもないカーブを描くフリーキック。青いユニフォームは日本代表に通じる色で雰囲気もたっぷり。高校生のゴールキーパーにこれをとれ、というのは酷な話だ。

乾といったらドリブル。1人で50mを持ち込むとは…この頃からずば抜けていたようだ。