劇的な展開となった、アーセナル対レスターの上位対決。

1-0とリードされたアーセナルだったが、途中投入のセオ・ウォルコットが同点弾をあげると後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。

94分、負傷のため今季ここまで出場機会のなかったダニー・ウェルベックが劇的な逆転ゴールをあげ、チームに勝利をもたらしたのだ。

実質ラストプレーでの勝ち越し弾ということで、エミレーツ・スタジアムは興奮の坩堝と化した。このゴールによってアーセナルと首位レスターの勝ち点差は2に縮まり、優勝の行方は分からなくなった。このゴールが今後の優勝争いを左右することになってもなんらおかしくはないだろう。

そんな値千金のゴールを演出したのが、アーセナルの“アシスト王”メスト・エジルだ。

これが今季のプレミアリーグで17アシスト目となったエジル。シーズン序盤からアシストを積み重ね、早い段階でティエリ・アンリが持つアシスト数記録(20)の更新が期待されていたかが、ついにあと一歩のところまで来た。

そんなエジルのアシストのペースがいかに驚異的であるかを、プレミアリーグが紹介していた。

こちらは、プレミアリーグで17アシスト以上を記録した選手のデータを比較するグラフだ。

比較対象は2002-03シーズンのティエリ・アンリ(20アシスト)、2004-05シーズンのフランク・ランパード(18アシスト)、2014-15シーズンのセスク・ファブレガス(18アシスト)と今季のエジル。横軸は節数、縦軸はアシスト数を表している。

エジルのデータは赤線だが、名だたるチャンスメーカーのペースを凌駕していることが分かる(26節終了時点でアンリがわずか8アシストだったというのを見ると、後半戦の追い上げも半端じゃないが…)。

19節からしばらくアシストのなかったエジルだが、それでもチャンス創出回数で他の選手を圧倒しているようだ。