21日、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第2節、セレッソ大阪対広州恒大の試合が行われた。

前節済州ユナイテッドに勝利を収め、Jリーグ勢唯一の白星をあげたセレッソ。この勢いを維持するために、ホームでなんとか勝点を獲りたいところ。

ファビオ・カンナヴァーロ率いる広州恒大は、かなり「抑えるべきところを抑えた」試合をやってきた。

グデリを中心としたワイドで早いパスワーク、そしてしっかり人数を揃えたブロックからの守備で、セレッソを押さえ込んできた。

前半はお互いにわずかなチャンスはあったもののスコアは動かず、0-0のままハーフタイムを迎えることになった。

しかし、後半になるとパワーバランスの揺れ幅が徐々に大きくなってきた。

セレッソはよりボールを繋ぐことを意識し、ブロックを押し下げていく。広州はグラールが下がってしまい、前に収まりにくくなる。

だが、それを受けてカンナヴァーロ監督はアランを右サイドに移し、2列目での起点を作りやすく修正をかけてきた。

そして、終盤にはセレッソが柿谷曜一朗、杉本健勇をピッチに送り込み、最後の一点をもぎ取りにかかった。

87分には柿谷のクロスから杉本の決定的なヘディングが飛ぶも…残念ながらゴールキーパーに防がれてしまった。終盤はかなり流れを掴んだものの、セレッソは結局ゴールを奪うことは出来ず、0-0のままで試合は終了した。

しかし、逆に言えば開幕戦での勝利からのいい流れを切ることだけはなかったとも言える引き分けだ。第3節では再び勝利を期待したいところだ。

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