先月、カリフォルニアで行われたWTAトーナメントでの女子ダブルス戦の前に"Our thoughts are with you! Caroline & Victoria"というメッセージが描かれた日本国旗を掲げ、黙祷を捧げた2人のテニスプレーヤーがいた。
60秒前後から
彼女たち2人の名前はカロリーネ・ボズニアツキさん(Caroline Wozniacki=写真左)とビクトリア・アザレンカさん(Victoria Azarenka=写真右)。
今回取り上げたいのはデンマーク出身の20歳、カロリーネさんの"ある趣味"について。カロリーネさんはツアー通算14勝を誇り、デンマーク人として初の世界ランキング1位に輝くなど偉大なプロテニスプレーヤーなのだが、別の一面も併せ持っている。なんと熱狂的なリバプールファンでもあるのだ。
「リバプールの大ファンなんです。サッカーが大好きなので(リバプールの試合は)ほぼ毎試合欠かさず見ていますし、休みの時も常にリバプールを見ています」
と語るほどで、まさに筋金入りのレッズサポーターといえる。
そのカロリーネさんに今年2月ジェラードのサイン入りユニフォームが送られると、自身のTwitter上でその喜びをあらわした。さらに、その喜びは留まることをしらず、 カタールで行われていたツアーのコート上で背番号8のユニフォームを着用するに至った。
そんな彼女は今回日本に対してメッセージを送ったことについてこう語った。
「日本で起こったことや被災された方々の様子を目にして衝撃を受けました。私たちは被災された方のことを想っているということを示したかったんです。何をすればよいのか迷ったけれど、少なくともこれ(日本国旗を掲げる)が私たちに出来る最低限のことだと想いました」
また、彼女は会場のあるパームスプリングス付近では日本国旗を見つけられなかったため、彼女のマネージャーが車で2時間かけて国旗専門店に行き、ようやく調達できたことも明かした。
(筆:Qoly編集部 I)