2011年6月1日(水) - スタッド・マヨル(トゥーロン)
Cote d'Ivoire
0
0-1
0-1
2
Italy




得点者
4'
80'
パロスキ
ガッビャディーニ


昨年度大会のチャンピオンであるコートジボワールを、イタリアが0-2で下した。組織的な守備とシンプルな攻撃で前半は圧倒。後半はやや押された時間もあったが、最後に相手のミスを利用して得点を追加。結果的には快勝となった。

イタリアは「らしい」効率的なプレーで試合を優勢に進めた。守備意識の高さ、確実に外に追い込んでいく的確なマーク、そしてボールを奪ったら素早くスペースを狙うカウンター。個人でボールを奪いに行き過ぎず、中盤で持つ時間を短くすることで、相手のフィジカルの強さとドリブル突破の能力を封じた。

そして試合開始からわずか3分あまりで先制点を奪取。バックパスで相手のラインを引き上げてクレシェンツィがフィード、パロスキが裏に飛び出し技ありのループシュートを決めた。その後も前半はほぼ相手を完封。追加点こそ奪えなかったものの、ピンチらしいピンチは皆無であった。

後半、相手が2トップに変更し、ロングボールを多用するようになってからはやや不安定さも見せた。特に、即席のチームであるためか守備連携でミスが散見され、バックパスが短くなってしまったり、マークを見失う場面もあった。だが失点は免れることに成功し、80分にはアラサヌ・コネがドリブルを失敗したところを見逃さず、デストロがボールを奪取。サポートした途中出場のガッビャディーニに決定機をお膳立てし、リードを広げて試合を終えた。

昨年圧倒的な強さで大会を制したコートジボワールであるが、今回は初戦で躓いてしまった。序盤は完全に強みを消され、スペースに弱いDF陣の欠点を利用された。早い時間の失点で守備は混乱し、簡単にマークを外した。攻撃でもほとんどボールを繋げず、ドリブルをすればサイドに追い込まれて多人数に囲まれ、フレディ・ドログバ(ちなみにディディエ・ドログバの実弟)にロングボールを放り込んでも周囲にサポートが皆無だった。

後半に4-4-2に変更しロングボールに切り替えた選択は、相手の守備の狙いを崩す上では間違っていなかったが、得点を取り返すには決定力が足りず。そして78分には後半に投入したウスマナ・トラオレがハイキックで退場、80分にはキャプテンのミスで失点と自滅を繰り返してしまった。

(筆:Qoly編集部 K)