1月10日、スポーツソウルのキム・ヒョンギ記者は『元韓国代表MFソン・ジョングッが天津を退団することが濃厚となった』という関係者の発言を掲載し、コラムで「2002年のワールドカップで活躍した四強戦士が続々と所属クラブを探す状況になっている」と書いた。

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2002年ワールドカップでは左サイドのポジションを務め、その後フェイエノールトで小野伸二選手とともにプレーした事でも知られるソン・ジョングッ選手。欧州を去ってからは水原三星ブルーウイングスに加入し、ACLでJリーグ勢とも戦った。その後はサウジアラビアのアル・シャバブ、蔚山現代を経て、昨年は中国1部の天津泰達と一年半の契約を結んでいた。しかしこの度契約を半年で解除し退団した。韓国ではJリーグのクラブから誘いがあるという報道が出ている。

驚きのベスト4から10年が経ち、メンバー23人のうち10人が引退。13人が現役選手としてプレーしている。パク・チソン、チャ・ドゥリ、イ・ヨンピョの3人が海外でプレー。イ・ウンジェ、キム・ビョンジ、チェ・ウンソン、チェ・テウク、ヒョン・ヨンミンの5人がKリーグに所属。

今年、上記のソン・ジョングッを含む残りの5人が現在の所属クラブを退団することが決まっている。

2009年に中国に渡ったアン・ジョンファンは、3シーズンを大連実徳で過ごしたが今年で契約が切れ、太田シチズンへの加入が濃厚だが、本人は引退も検討しているそうだ。

11月にトミ・トムスクとの契約を解除したキム・ナミルもまだ新たなクラブを見つけられておらず、ソル・ギヒョンはイ・グノに押し出される形で蔚山を退団。イ・チョンスは大宮アルディージャと契約が残っているが、退団及びKリーグ復帰の希望を一切隠していない。彼らもまた中国からいくつかのオファーを受けていると言われている。

ちなみに、日本は2002年のメンバーのうち23人のうち15人が現役。引退したのは秋田豊、森岡隆三、中田英寿、森島寛晃、西澤明訓、福西崇史、宮本恒靖、そして昨年惜しくも逝去された松田直樹の8名である。

現役選手のうちJ1に所属するのが、川口能活、稲本潤一、中山雅史、楢崎正剛、柳沢敦、三都主アレサンドロ、中田浩二、小野伸二、小笠原満男、明神智和、曽ヶ端準の11名(まだ今季の去就が不明な選手もいるが)。J2に服部年宏、鈴木隆行、戸田和幸、市川大祐の4名が所属する予定である。

(筆:Qoly編集部 K)

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