2004年から2005年にかけて、日本代表の中田英寿が在籍していたことで知られるフィオレンティーナ。芸術の街、フィレンツェをホームとし、2000年代初頭に経営破綻するも、デッラ・ヴァッレ・ファミリーの下で再生。序盤から上位をキープした2012-13シーズンは最終的にCL出場権にあと一歩届かなかったものの、現在イタリア代表を率いているチェーザレ・プランデッリ監督時代以来となる4位でフィニッシュ。新シーズンに向けて、ミランで長くプレーした元イタリア代表MFマッシモ・アンブロジーニを4日に獲得している。
同じく4日、フィオレンティーナは2012年からサプライヤー契約を結んでいるJomaによる2013-14モデルを発表。ホームは、クラブカラーである紫をシンプルなポロネックのシャツで表現したクラシカルなデザインとなった。
ユニフォームの裾部分や首まわりの内側には、“Maglia viola lotta con vigore, per essere di Firenze vanto e gloria”(紫のシャツが戦いの活力を与え、フィレンツェの誇りと栄光になる)と入れられている。
アウェイは眩しいほどの白を採用。グレーをベースにしたサードは、襟に紫、肩にはエンブレムに合わせる形でゴールドのパイピングを施すなど工夫が凝らされている。胸スポンサーは今季も日本の自動車メーカー、マツダ。
全体がシンプルな分、目立つのがソックスで、フィレンツェの街に栄華をもたらし、フィオレンティーナのクラブエンブレムにも使われているメディチ家の百合の紋章が強く印象に残るデザイン。
3種類のGKモデルも上部に百合のパターンを取り入れている。