2013年元日の天皇杯決勝でガンバ大阪を下し、リーグを制した前季に続くACL出場権を獲得した柏レイソル。

そのACL、前年の経験を生かした戦いぶりで、グループステージ無敗で日本勢唯一のベスト16進出を果たすと、決勝トーナメントでも全北現代(韓国)、アル・シャバブ(サウジアラビア)を撃破。準決勝で最終的に優勝する広州恒大(中国)に完敗を喫したものの、低迷が続くJリーグ勢の中でなんとか意地を見せてくれた。

一方、国内ではACLやカップ戦などハードスケジュールの影響もあってか不安定な戦いに終始。8月31日の鹿島戦後にはネルシーニョ監督が突如辞任を発表するなど(直後に撤回)ピッチ外でも波のあるシーズンを過ごし、最終順位は10位。ただ、そういったなかでもナビスコカップ決勝では浦和を1-0で破り、3シーズン連続となるタイトルを手にしている。

ネルシーニョ体制6年目を迎えた今季、MFジョルジ・ワグネル(ボタフォゴ)、FWクレオ(広州恒大へ復帰)、FW澤昌克(未定)などが退団。谷口博之(鳥栖へ期限付き移籍)も抜けた中盤にはハン・グギョン、高山薫(ともに湘南)が加入し、FWにはG大阪や神戸などで実績十分のレアンドロ(アル・サッド)を完全移籍で獲得している。

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その柏の2014ユニフォームは、ヨネックスによる昨季モデルを継続使用。

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Kashiwa Reysol 2014 Yonex Home

変更箇所は2点あり、昨季はパンツスポンサーだったが日立アーバンインベストメントが袖へ移動(パンツは未定)。

また、前述の通りナビスコカップで優勝したため、エンブレムの上にある星が一つ増えて4つに。それぞれの星は、J1優勝(2011年)、天皇杯優勝(2012年)、ナビスコカップ優勝(1999年、2013年)を表す。

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Kashiwa Reysol 2013 Yonex Home

こちらは昨季の2013モデル。ちなみに、Jリーグの3大タイトルすべてを制しているのは、鹿島、浦和、柏、東京V、横浜FM、磐田、G大阪の7クラブである。

19得点をあげた工藤壮人の影に隠れてしまった格好だが、2012年の不調から立ち直り、11ゴールに加え多くのアシストも記録したFW田中順也。守備での貢献度も増しており、クレオに代わりレアンドロが加入した前線でレギュラー獲得を狙う。


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