世界最高峰のリーグと呼び声の高い、イングランド・プレミアリーグ。その興奮の模様は世界中で放送されており、特にアジア地域では圧倒的な人気を誇る。

プレミアリーグといえば、世界でも稀に見る"国際色豊かなリーグ“でもある。ヨーロッパはもちろん、南米あるいはアフリカ地域からはスター選手が集結し、近年ではアジア出身の選手もプレーの機会を得ている。韓国代表パク・チソンなどはアジア人選手として初めてUEFAチャンピオンズリーグ決勝の舞台を経験しており、クラブからも偉大な選手として認識されている。

そんなプレミアリーグだが、これまでどれだけの国籍の選手がゴールを記録したのだろうか?英国『Guardian』によれば、その数は 「91」にも及ぶという。

先週末に行われたプレミアリーグ第8節サウサンプトン対サンダーランドの試合は8-0でサウサンプトンが大勝していた。この試合では、79分にケニア出身のヴィクター・ワニャマが7得点目となるゴールを奪うのだが、ケニア人プレーヤーがプレミアリーグでゴールするのはこれが初めてのこと。プレミアリーグで得点した選手の国籍で言えばケニアは91ヵ国目となり、この度同紙でこのような企画が組まれたのである。

91ヵ国という数字は、一体どれだけのインパクトを持っているのだろうか。例えばFIFAの加盟国(および地域)数は209ある。国連の加盟国数は193。2012年の開催されたロンドン五輪では204の国と地域から選手が参加したという。91という数字はこれらのおよそ半数にあたり、あくまで国内リーグということを考えると、その数字のすごさが分かる。

この中には当然日本も含まれている。日本人として初めてプレミアリーグでゴールを決めたのはフラム時代の稲本潤一。2002年10月26日のことである。他にもモントセラトやジンバブエ、セントクリストファー・ネーヴィス、ガイアナ、バミューダ、アンティグア・バーブーダ、ガボンといった日本人には馴染みの浅い国や地域も含まれている。

では、最後にクイズを出そう。

これからあげる国籍出身の選手で、プレミアリーグで初めてゴールした選手は一体誰だろうか?問題は、下に行けば行くほど難易度が高くなるが、基本的にはいずれも何かしらの象徴的なエピソードがある選手である。プレミアリーグファンの方は是非チャレンジしていただきたい。

Q1. トリニダード・トバゴ
Q2. コスタリカ
Q3. ボスニア・ヘルツェゴビナ
Q4. クロアチア
Q5. フランス
Q6. イタリア
Q7. 中国
Q8. カメルーン
Q9. ジブラルタル
Q10. イングランド

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