Jリーグは先月23日、1月に明らかになった愛媛FCの不適切な会計処理に関する制裁を発表。けん責とともに制裁金300万円の処分が下されたが、組織的な関与は認められなかったため懸念されたライセンス没収などには至らず、クラブは無事今季もJ2へ参戦することが決まった。
チームはここ2シーズン、クラブOBでユース監督から昇格した石丸清隆氏が指揮したが、17位、19位と低迷。今季は水戸ホーリーホックとジェフ千葉で実績のある木山隆之監督を迎え、「全力前進」をスローガンにより攻撃的なサッカーの確立を目指す。
戦力面では、昨季二桁得点の河原和寿、西田剛がともに残留した攻撃陣に、新たにFW瀬沼優司(清水)を期限付き移籍で獲得。同じく期限付きで加入のボランチ藤田息吹(清水)とともに主力としての活躍が期待される。
その愛媛が2015シーズンに使用する新ユニフォーム。(画像:ミズノ、愛媛FC)
ホーム(1st)は斜めのストライプが印象的なデザインで、同じミズノ勢の ヴァンフォーレ甲府と同じテンプレート。右肩上がりの線には“上昇志向"の意味合いが込められている。
アウェイ(2nd)は定番の白をベースに、クラブカラーであるオレンジを差し色として配置した。
GKモデルも引き続き、水色のホーム、黄色のアウェイという組み合わせ。ただ、FP用がナンバーに新フォントを採用したのに対し、GK用は2014モデルのフォントを踏襲しているようだ。
ユニフォームスポンサーは、胸が「太陽石油」、背中が「伊予銀行」、袖が「三浦工業」、パンツが「フジ」。いずれも昨季からの継続となっている。