5人のフットボールファンをゲストに迎えて、2014-15シーズンのプレミアリーグを振り返って頂いた討論企画の様子をお送りしています。

3位アーセナルについてはとあるサポーターさんからメッセージを頂いてきました。そして、2位マンチェスター・シティはサケシさんから頂いたメッセージと共に。後半に入っても、勢いが全く衰えないプレミア座談会をお楽しみください。

《第9弾を読む》

3位アーセナル…後半の追撃も、結果的に3位。ヴェンゲル政権に未来はあるのか?

アーセナル(3位)
ゴール数:1.87/試合
被ゴール数:0.95/試合
クリーンシート数:13 (34%)
チーム得点王:サンチェス(16)/ジルー(14)

【夏加入】
アレクシス・サンチェス (バルセロナ) [完全]
マシュー・ドビュッシー (ニューカッスル・ユナイテッド) [完全]
ダヴィド・オスピナ (ニース) [完全]
カラム・チェンバーズ (サウサンプトン) [完全]
ダニー・ウェルベック (マンチェスター・ユナイテッド) [完全]

【冬加入】
クリスティアン・ビエリック(レギア・ワルシャワ)[完全]
ガブリエル(ヴィジャレアル)[完全]

結城「では、アーセナル。後半は一気に流れに乗り、チェルシーに迫るかという所まで行きましたが失速、という感じですね。今回の座談会に向けて、アーセナルファンの方からメッセージを頂きまして。ご本人の希望で、名前は伏せさせて頂きますが、今季の採点をお願いしたところ、65点だそうです。」

(Good) 怪我人が減り後半はアーセナルらしいプレーをしながらかなりconvincingな勝ち方ができるようになった。強豪相手のアウェーでも張り合えるようになったなど、成長を感じられた。

(Bad) なのになぜCLモナコ戦1stレグのようなことが起こるのか。終盤も力尽きた感があり、個人的にPL2位以上、CLももう1ラウンド上、FA連覇を目標としていたのでちょっとがっかりしている。

結城「良い点と悪い点は、以上の様な感じでコメントを頂きましたね。」

さといも「高望みし過ぎじゃないかと思うところはある。定位置は、4位か3位。努力もしないのに、上を目指すんじゃない!!と。」

db7「努力っていうのは金の部分で?」

さといも「金の部分もですけど、戦い方にも。いつまで経っても、同じとこから抜け出せてないじゃない。」

らんぷす「今シーズンは、変化の見えた年ではなかったですかね?」

さといも「マイナーチェンジを繰り返していた感じはあるけど。」

結城「細かな変化がシーズンの中で起こってはいるんですけど、そこからの変化が長く続く訳ではなかったりするっていう部分が、アーセナルが数年抱え続けている課題なのかなとは思います。変化はしているんだけど、プレミアを取りに行くレベルの変化は見せられていない。それこそチェルシーのセスク獲得と、ボランチでの起用とか。ああいう思い切りが、まだ足りないのかなという気がします。勿論サンチェスの獲得など、変化を目指す意志は感じるのですけど。」

らんぷす「一番可能性があるのは、監督の変化ですかね。」

結城「どこかで起こり得ること、避けられない事ではありますしね。それは。」

さといも「何かが欲しいのであれば、どこかで何かを捨てないといけないでしょ。そこでの思い切りが足りないのかなと。」