9月8日、『Le Parisian』は「モナコの元フランスU-19代表DFヤルバ・シサコは、イマーム(イスラム教指導者)になるためにクラブを退団したいと考えている」と報じた。
ヤルバ・シサコは1995年生まれの20歳。2010年にモナコの下部組織に入団し、昨年トップチームに昇格すると同時にベルギーのズルテ=ワレヘムにレンタル移籍していた右サイドバックである。
彼とクラブとの契約は2016年までとなっており、今夏はトルコのガラタサライに移籍するのではないかと言われていたものの、最終的には交渉が合意に至らなかった。
モナコ側は彼に対し契約延長のオファーを送っているとのことだが、ヤルバ・シサコ側はその提案を断っているという。
その理由は、彼は将来的にイマームになることを考えており、イスラム文化のある国でプレーをしたいと希望しているからだそうだ。
記事によればシサコは既にショートパンツやシャツ一枚で理学療法士の治療を受けることを拒否しているとのことで、モナコに来年以降も残る意思はないとのことだ。