『Journal du Dimanche』は、パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニのインタビューを掲載した。
パリ・サンジェルマンに加入してから2年目となるが、ズラタン・イブラヒモヴィッチとの共存でサイドに追いやられ、チームを離れるという噂がまことしやかに流れていたカバーニ。
またコパ・アメリカでは父が死亡事故を起こして逮捕されたり、チリ戦で退場させられたりとトラブルが相次ぎ、彼にとっては雑音の多い夏となっていた。
エディンソン・カバーニ
「(ここに来てから2年間、なぜまだフランス語が話せないの?)
周りには話しているよ。少しだけね……とにかく、よく理解は出来ているよ。他の選手は時に僕を笑うが、何かをし始めるときにはそれは普通のことだ。間違いを犯すものだ。
この地ではフランス語が公用語だ。最終的にはイタリア語を話して、スペイン語を話して……となるね」
「(誰もがPSGは王者になると思っている)
人々は、我々が今季リーグ・アンを勝つことはより簡単になっていると考えている。しかし、サッカーにおいては、物事は迅速に変化していく。そしてシーズンは長い。危機が訪れるかもしれない。
フランスでは、PSGは非常に難しい相手であるように思う。しかし、我々はリーグ・アンだけではない。チャンピオンズリーグがあり、そこで勝ちたければ多くの仕事が必要となる。
それは本当の挑戦だ。それが出来るだけの良いチームがある。そして、我々に多くのことを教えてくれた2度の敗北がある。
昨季はパルク・デ・プランスのバルセロナ戦で致命的な間違いを犯した。状況を変えるためにあらゆることを試したが、チアゴ・モッタやチアゴ・シウヴァを失っていた。
今年、同じグループにはレアル・マドリーが入った。それは欧州でもっとも大きなチームの1つだが、無敵であると言うことは意味していない」
「(もっとも感銘を受けたチームメイトは?)
ここに来てから、数人の選手には驚いた。それは偉大な選手だと言うことを知らなかったというわけではなく、共にプレーしてみると違うことが分かってくるという意味でね。
それはチアゴ・モッタとマルコ・ヴェッラッティのケースだ。彼らは僕が共にプレーした中でも最高の選手達だ。彼らは他の選手と全く違うし、補完し合っている。
マテュイディ? 僕はここに来るまで彼のことは知らなかった。しかし、あらゆる試合において、彼はヨーロッパで最高の選手の一人になったことを示していると思うよ」