チェンナイインFC
我らが「兄貴」ことマルコ・マテラッツィが選手兼監督として率いたクラブ。昨年はブラジル代表MFエラーノが大爆発しリーグ優勝を飾ったが、まさかの決勝大会1回戦敗北で悲しい結果に。
結果を残したマテ兄貴は留任したが、選手としては登録されず指揮に専念することになった。今季は優勝候補の一角として戦うことになる。
なにせ、昨季活躍したエラーノがまた所属してくれる上、アトレティコ・コルカタのチーム得点王だったエチオピア代表FWフィクル・テフェーラを引き抜いちゃったのだから当然だ。
アレッサンドロ・ポテンツァ、マヌエレ・ブラージとマテ兄貴の旧知の選手も加入し、実力としてもおそらくスーパーリーグ最高レベルになったはず。唯一、GKがいつまで経っても安定しないアプラ・エデルであることだけが心配である。
なお、ここのオーナーグループにはクリケットのスターであるマヒンドラ・シン・ドニに加え、ボリウッド俳優のアビシェーク・バッチャンが入っている。
監督:マルコ・マテラッツィ(元イタリア代表DF)
マーキー:エラーノ(元ブラジル代表MF)
Namma #MersElano scored 8 goals on his way to winning the golden boot last season. #ItsInOurBlood #PoduMachiGoalu pic.twitter.com/htFPLa1e3O
— Chennaiyin FC (@ChennaiyinFC) 2015, 9月 25
注目選手:ベルナール・メンディ(元フランス代表DF)、フィクル・テフェーラ(エチオピア代表FW)、アレッサンドロ・ポテンツァ、マヌエレ・ブラージ(イタリア)
FCゴア
鹿島アントラーズの神様ことジーコが監督を務めているクラブ。昨季はロベール・ピレスがぱっとしない中でレギュラーシーズン2位と素晴らしい結果を残したのだが、決勝大会1回戦で敗れた。
昨季を思い出せば、選手はチェコ代表がいたりでジーコの意向を感じられなかったのだが、今回はそれとは一変している。
マーキーには元ブラジル代表DFルシオを獲得し、それ以外にもかつて柏レイソルやジェフ千葉でプレーしたレイナウド、マルセイユにもいた名GKエリントン・アンドラーデ、フラメンゴの伝説的選手レオ・モウラが来ている。
また、日本ではあまり知名度は高くはないが、アル・アハリ(サウジアラビア)でめざましい活躍をした左利きのFWヴィクトル・シモンエスが入った。彼のポテンシャルは得点王になれるだけのものが十分にある。
なお、ここのオーナーグループは地元の企業家のコンソーシアムであり、あまり面白みはない。
監督:ジーコ(元ブラジル代表MF)
マーキー:ルシオ(元ブラジル代表DF)
Gaurs' lets welcome @FCGoaOfficial's number 3, our very own skipper @Lucio_L3! #UnleashTheGaur pic.twitter.com/wnWJJ1QFMa
— FC Goa (@FCGoaOfficial) 2015, 10月 1
注目選手:ヴィクトル・シモンエス、レイナウド、エリントン・アンドラーデ(ブラジル)、ジョフレ(スペイン)