ムンバイ・シティ

昨年はフレーデリク・ユングベリを獲得したものの、彼が全くといって良いほど役に立たず、チームも7位に沈んでしまった。

しかし、今季のムンバイ・シティは上手く戦力を整えた。補強はかなり現実的に行っている。

マーキー・プレイヤーは昨季に続いてニコラ・アネルカ。今季はそれに加えて監督としてチームを率いる。2ゴールを上げた昨年以上の活躍が期待されるが、ブランクが大きいので指揮が中心になるかもしれない。

新たに加わったのは元フランス代表FWフレデリック・ピキオンヌ、元チュニジア代表の司令塔サリム・ベナシュール、セルティック時代の中村俊輔の同僚であるCBダレン・オデイなどだ。

知名度は高くはないが、インド代表の絶対的エースであるスニル・チェトリの加入、昨年リーグで唯一のハットトリックを決めたアンドレ・モリッツの残留も力になるだろう。

優勝できるほどの実力をつけたとまでは言いがたいが、決勝大会出場を争えるだけの基盤はあると言える。

監督:ニコラ・アネルカ(元フランス代表FW)

マーキー:ニコラ・アネルカ(元フランス代表FW)

注目選手:スニル・チェトリ、スブラタ・ポール(インド代表)、アンドレ・モリッツ(ブラジル)、サリム・ベナシュール(元チュニジア代表)、フレデリック・ピキオンヌ(元フランス代表FW)

ノースイースト・ユナイテッド

ボリウッド俳優のジョン・エイブラハムがオーナーを務めるクラブ。インド北東部の8地域をフランチャイズしているため、名前に全く地域性がない。東北ユナイテッドというと日本のクラブのようだ。

昨年はFC岐阜に所属していたド・ドンヒョンが所属するなど渋い補強を行い、あまり上手くいかずに最下位に転落。その反省を生かしてか、今季はかなり派手な補強も行ってきた。

マーキー・プレイヤーにはポルトガル代表の名ウイングであるシモン・サブローサを獲得。攻撃陣にはさらにポルトガル国内の名指令塔シラス、元コートジボワール代表FWブバカル・サノゴ、元セネガル代表FWディオマンシ・カマラを引き入れた。

さらに昨年のシンガポール最優秀若手選手賞を獲得したアルゼンチン人FWニコラス・ベレスとも契約しており、昨年とは一線を画した豪華っぷり。

守備陣には昨年から引き続いてフランスからGKジェンナーロ・ブラシリアーノ、DFセドリック・アングバールが参加し、元ポルトガル代表DFのミゲウ・ガルシアも加わった。

監督のセサル・ファリアス氏はベネズエラ代表を長く率いた経験を持っている指導者で、2011年にはコパ・アメリカで4位という結果を残している。

監督:セサル・ファリアス(ベネズエラ)

マーキー:シモン・サブローサ(ポルトガル代表FW)

注目選手:セドリック・アングバール、ジェンナーロ・ブラシリアーノ(フランス)、ニコラス・ベレス(アルゼンチン)、ブバカル・サノゴ(コートジボワール)、シラス(ポルトガル)


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