3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ第4節の大一番、レアル・マドリー対PSG戦。

サンティアゴ・ベルナベウで行われた試合は途中出場のナチョ・フェルナンデスがゴールを決め、レアル・マドリーが1-0と勝利している(ゴール動画はこちら)。

グループステージの抽選会の時点から注目されていた両チームの対戦。

結局2試合で生まれたゴール数はわずかに1とスペクタクルな試合展開ではなかったが、随所でレベルの高いプレーが見られた。両チームは今後準々決勝以降に再び対戦の可能性を残しているが、両チームの現状を考えるとそうなっていても不思議ではない。

さて、そんなこの試合に勝利したのはマドリーだったのだが、試合を優勢に進めていたのはPSGであった。

ズラタン・イブラヒモヴィッチとエディンソン・カバーニはピリッとしなかったが、古巣対戦となったアンヘル・ディ・マリアが好パフォーマンスを見せチームを牽引。さらにはマルコ・ヴェッラッティを前半のうちに失うも、途中出場のアドリアン・ラビオが落ち着いたプレーで中盤を支えた。

そんなPSGの頑張りは、データにも表れていた。スタッツを見てみよう。

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