ホナス・グティエレス

「彼らは恐れていたんだろう。僕がもはや最高レベルのサッカーをプレーできないのではないかと。クラブにとっての強みではなく、むしろ負担になるのだろうと考えていたのだと思う。

あのような病気をすれば2度と同じプレーは出来ない、あるいは長期に渡って影響を受けるだろう・・・と思っていたのだという印象を受けている。

これは僕にとっては大きな苦悩だった。それまでの5年半、僕はこのクラブのためにハードワークをし、その責任を果たしてきた」

「僕が化学治療を行っていた間、監督のアラン・パーデュー、あるいはクラブのいかなるディレクターも連絡をしてこなかった。僕がどう感じているのかも聞かれず、回復のお祝いもなかった。それは顕著な事象だ。

化学療法からクラブに復帰した直後に、僕はアラン・パーデュー監督のオフィスから電話を受けた。

監督は、2013年12月の出来事を謝罪してきた。あのとき、彼は僕に『君はもはやクラブに求められる存在ではない』と言ったが、あれは彼の決定ではなかったのだと。

僕はこう理解している。あれはオーナーのマイク・アシュリーが下したものなのだろうとね」

英国のスポーツアパレルチェーンであるスポーツダイレクトを所有していることで知られるマイク・アシュリー氏は、この数年店舗や倉庫での過重労働、違法解雇などによって多くの裁判を抱えており、先日は議会にも召喚されている。

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら