2日、横浜FCの北川浩史社長がベトナムを訪問し、提携関係にある同国1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)のドアン・グエン・ドゥック会長と会談した。
北川社長はこの席で、HAGLから期限付き移籍中の同国代表MFグエン・トゥアン・アイン(21歳)について、
「選手の育成は料理と同じで、良い素材、食材があっても、調味料が欠けていたり、調理方法を間違えたりしたら、本来の美味しい味は出せません。また、完成していない料理を出すのも正しいこととは言えません。我々もグエン・トゥアン・アインに足りない部分を補うために努力しています。重要なのは、それを待つ忍耐力です」
と語った。さらに、
「グエン・トゥアン・アインが今後、横浜FCで出場機会を増やしていくためには、“日本語能力”、“フィジカル”、“守備力”の3つの弱点を克服しなければなりません。これらが改善されれば、7月あるいは8月には出場機会が巡ってくるでしょう」
と、克服すべき3つの弱点を指摘した。
なお、北川社長は今回の会談で、グエン・トゥアン・アインの移籍期間の延長を提案。5年から10年の長期契約も視野に入れているとしたが、ドゥック会長は、レンタル延長に関する決定は今季終了まで待ってほしいと明言を避けた。
(C) baomoi, グエン・トゥアン・アイン
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