ただ、そのほかにもどんどん大きな噂が出てきているのだ。

一人はACミランに所属しているカルロス・バッカである。

『Gazzetta dello Sport』は、アトレティコが彼の獲得に向けて移籍金2500万ユーロ(およそ30.8億円)、年俸380万ユーロ(およそ4.7億円)で入札を行っていると伝えている。

ただ、ミランは3000万ユーロ(およそ37億円)を最低額として考えており、まだここには大きな差があるとのこと。

さらに、『France Football』は「アトレティコ・マドリーは、セビージャのフランス代表FWケヴィン・ガメイロと交渉している」と報じている。

先日はバルセロナ入りが噂されたガメイロであるが、移籍金が4000万ユーロ(およそ49.3億円)と高額であることもあって低調になっている。

今度はアトレティコ・マドリーがセビージャと接触し、移籍金についての交渉を行っているようだ。

そして、さらに話があるのはレアル・マドリーのFWアルバロ・モラタ。先日ユヴェントスからの復帰が決まった彼であるが、まだ去就については不透明な状況である。

実はこの話に関わっているのはDFホセ・マリア・ヒメネスだ。レアル・マドリーが彼を狙っており、「ヒメネスが欲しいなら、契約解除条項の6500万ユーロ(およそ80.2億円)を払うか、モラタをくれ」という条件を提示しているという。

そして、6500万ユーロ――ほか手数料を加えると総コストは8000万ユーロ(およそ98.7億円)に達するといわれるヒメネスの移籍金が支払われた場合、シュコドラン・ムスタフィ(バレンシア)かマテオ・ムサッキオ(ビジャレアル)を狙うという話もある。

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