--従来の中継やスカパー!は今後どうなっていきますか?
Jリーグ村井「まず冒頭、『今回の権利の対象が有料による放映の部分』というお話をしましたので、いわゆる地上波や無料BSは外側です。
我々Performさんともよく議論を重ねてきまして、日本においてはこうした無料の地上波放送を視聴する方々が増えて、そしてDAZNの顧客になっていくという循環があるということをお互い理解しあっていますので、地上波放送、ローカル放送の視聴機会が従前以上に、もしくは従前並になるように我々は良いものを作って提供してまいりたいと考えています。
一方スカパー!様に関してはですね、今のJリーグがあるのは正直言うとスカパー!さんが育ててくれたと心底思っています。
サブライセンスな形で今後ともお付き合いがあるかどうかは、今後JリーグというよりはPerformさんとスカパー!さんの話し合いになると思いますし、どういう形になるかは今この場では申し上げられるものではないと理解いただきたい。
ただ、スカパー!さんには本当に感謝申し上げていますということです。
--スマホでのコンテンツのイメージは?
NTT鵜浦「今回発表させていただきますのは、あくまでJリーグのお話であります。その他のスポーツをどうやって扱っていくかについては、これからいろんな検討してまいりたいと考えています。
プレゼンの中でも申し上げました。まずこのJリーグのスポーツコンテンツをより多くのファンに様々な形で楽しんでいただく。それがまず先行事例としてやってみたいということでありますので、このJリーグのサッカーということに全力を注ぎたいと考えています。
細かいいくつかの提供条件等々についてはもう少し検討した上で、できればこの秋に皆様にオープンにしたいと考えているところでございます」
Performジェームズ「特に私の方から付け加えることはありません。鵜浦社長から詳細にまとめていただいたと思います。
今日はあくまでもJリーグについてのお話であり、NTTグループとDAZNのパートナーシップについてのお話です。
今年の秋頃NTTドコモを含めたNTTグループとどのように広範囲にわたって進めていくかについての詳細をお話しさせていただければと思います」