--どのくらいの規模のビジネスに?

NTT鵜浦「私もこういった場に立とうというのが全く念頭にない段階で村井さんとお話ししているなかで、私自身がビッグデータというのはどうあるべきか、特に日本の経済にとって様々な企業が抱えているビッグデータが閉じたものであればまた新しい技術やサービスが生まれてこない、むしろ日本の成長のスピードを上げるためには様々な業界のビッグデータがオープンであるべきだという思いを村井さんにお話しました。

そういった取り組みの一つが、私が札幌や福岡でこのビッグデータのオープン化を含めて地方創生の貢献ということで取り組んでいるものであります。

それとスポーツの産業化は全く無関係ではありません。それをリンクさせてやることが日本経済のさらなる発展になりますし、またそのさらなる発展が私どものようなインフラの事業者にとってビジネスの拡大になります。

黒子として、また新しいサービスの触媒役としてそういった取り組みをすることによって、持続的なNTTグループの成長を図っていけると確信しております。

今のご質問が数値的な目標の質問だとすれば、スポーツだけでなくて、ある意味では古典芸能とICTというテーマにも取り組んでおりますので、そういったことをひっくるめてかなりの部分のプラットフォームを共通化したビジネスができると思いますから、ある種の事業計画としての目標は別途お示しさせていただければと。

ただ、いずれにしても新しいサービスや新しいファン層を開拓するためには、プレーヤー自身が変わっていく必要があろうかと思います。

これは、Jリーグや各クラブが自らプレーヤーとしてさらに自分たちが成長していく。この中で我々がお手伝いすることによっていろんな変革が起きると確信しております。黒子役として大いに私どもは活躍したいと思います」

【その2に続く】

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