--Jリーグが映像にかける予算は?
Jリーグ村井「制作に関わるコストの話なんですけれど、まず前提としてPerformさんは世界中でストリーミングサービス、いわゆるいろんなメディアに最適な動画。例えば小さなスマホで見る動画とタブレットとテレビと、様々な最適化の撮影技術というか制作技術をお持ちです。
Performさんと契約は今日締結しましたので、制作に関わるディスカッション、制作のチームを作り、それを重ねていくなかでコストについては明らかにしてまいりたいと思っています。
ただいくつかシミュレーションしていくなかで、このくらいの幅の金額はありえるっていうことはサジェスチョンはもらっていますので、全体の幅は分かりますけど実際に何にいくらというのはもう少しお待ちいただきたいと思います」
--地上波で中継を流すプラスとマイナス
NTT鵜浦「残念ながらサッカー中継は地上波が数少なくと言うか時間が少なくなっているというのは、私もファンとして思っているところであります。ただ地上波は大画面での良さというのが間違いなくあろうかと思います。
まだ具体化はしていませんけれども、地上波で放送してる時に例えばスマホやタブレットでファン同士の様々な交流、こういったことが可能になる。もしくは地上波でない映像をスマートフォンやタブレットで見る、こういった楽しみ方が今後可能になろうかと思いますので、地上波との連携ということについても、Perform社とともに考えてまいりたいし、またそういった形でファンの皆さまに新しいスポーツの見方というのを提供できればと考えているところであります」
Performジェームズ「私の方から少し付け加えたいと思います。DAZNの観点から申し上げますと、Jリーグの新しいファンを増やすことの重要性について話しています。
次世代のファンを増やすためには有料放送と無料放送の健全なバランスが必要です。もちろんちゃんとリーグにお金を支払うためにもプレミアムコンテンツは有料にしたいと思いますが、我々は喜んで健全なバランスを保つことに貢献したいと思っています」