『BBC』は「本拠地キングパワー・スタジアムで発煙筒が焚かれたことから、レスター・シティに処罰が下される可能性がある」と報じた。
昨日行われたチャンピオンズリーグのGL第3節。国内で苦戦しつつも、欧州の舞台では結果を残しているレスター・シティは、コペンハーゲンを相手に1-0と勝利を収めた。
しかし、この試合中には一つの問題が起こった。コペンハーゲンからやってきたサポーターがスタンドで発煙筒を炊いていたのだ。
Credit where credit is due...
The FC København fans have been incredible thus far tonight!#LCFC #UCL #LeiFck pic.twitter.com/YyuDywrT3D
— Leicester City FC (@FIRST4LCFC) 2016年10月18日
これはUEFAのルール第16条に違反する行為であり、その責任は試合をホストした側のセキュリティにあるとされる。
何らかの事情があったことが証明されない限り、キングパワー・スタジアムを本拠地としているレスター・シティが処罰を受けることになる。
ただ、2014年にはエミレーツ・スタジアムでガラタサライのサポーターが発煙筒を投げ込んでおり、その際にはアーセナルへの処罰は下されていない。一方で、ガラタサライ側には3万9000ポンドの罰金が課されている。
また、同じ日にはスペインのマドリードでも問題が発生。ポーランドのレギア・ワルシャワは先日ボルシア・ドルトムント戦で人種差別的行為があったことから処罰を受けていた。
罰金の支払いとともに11月2日のレアル・マドリーとのホームゲームを無観客で行うことが決まっており、すでに問題を抱えている状態だった。
ところが今回レアル・マドリーとのアウェイゲームでも事件が発生。遠征した3名のサポーターがマドリードのバーでウェイトレスを襲撃。携帯電話と現金を奪おうとして逮捕されたのである。
これは当然クラブの責任にはならないと考えられるが、ポーランドのサポーターのイメージが大きく下がりかねない事件であるといえるだろう。