先週末に行われたJ1セカンドステージの第15節、川崎フロンターレ対サンフレッチェ広島戦。
0-0で進んだ試合は途中出場のMF森谷賢太郎が85分に強烈なミドルシュートを突き刺し、均衡を破る。その後、追加点を奪った川崎が2-0で勝利し、首位を走る浦和レッズを追走している。
そんなこのゲームの試合後、川崎MF中村憲剛がこんなエピソードを明かしてくれた。
その内容が記されていたのは中村の公式ブログ。以下、一部を抜粋する。
P.S.
今日、唯一の心残りは試合後ウタカに写真を撮ってと言われたのに、俺が時間がかかったせいで広島のバスが出てしまって一緒に撮れなかったこと…。
ウタカ、申し訳ない。これを読んだ方、ウタカに伝えていただけたら幸いです…。
どうやら広島FWピーター・ウタカは試合後、中村憲剛に対して記念写真をお願いしていたのだそうだ。しかし、取材対応等で予想以上に時間がかかってしまい、ウタカを乗せたバスは出発してしまったという。
ウタカはこのゲームの試合後にピッチ上で中村憲剛と抱擁をしており、かなりお気に入りであるよう。かつてはガンバ大阪MF遠藤保仁についてSNS上で「キング」と紹介しており、Jリーグ選手にリスペクトしてくれているようだ。
そうした経緯もありこの日は記念写真を撮ることのできなかった両選手だが、中村憲剛の投稿を見たファンから報告があり、その事情はウタカに伝わったよう。
ウタカもInstagramにこんな投稿をしていた。
日本語で「ハーイ憲剛、たくさんのサポーターからメッセージについて聞きました。親切にありがとう。また会いましょう、マイフレンド」と綴っていた。
来シーズンもJリーグでプレーして、いろんな選手と交流を深めてほしいものだ。