こうした例はスペイン語、ポルトガル語圏に特に多く、セルヒオ・アグエロの「KUN AGUERO」も有名だ("KUN"はアグエロが少年時代に見ていた日本のアニメに因む)。
また、ウルグアイ代表FWセバスティアン・アブレウは「LOCO ABREU」というユニネームを使用していたが、この"LOCO"とは「変人」を意味する自身のニックネームである。
さて、名前とは関係のない愛称をユニネームに用いている唯一のJリーガーが中澤佑二である。
その迫力あるヘディングは「ボンバーヘッド」と恐れられた中澤。中村俊輔から「ボンバー」と呼ばれており、中澤は2009年からこのユニネームにしている。
Jリーグが定めている「ユニフォーム要項」の第11条「選手名の表示」には、以下のような決まりがある。
選手名の表示を選手名または通称以外にて行うことを希望する場合は、事前にJリーグに申請し、承認を得なければならない。
一応Jリーグでも登録はできるようだが、Jリーグ理事会の審査が必要になるという。
とはいえ、AFCチャンピオンズリーグなどでは「NAKAZAWA」登録の場合も。