4. 間違って付けた→登録名として定着

ユニネームの印字はもちろん人がやるものだ。

それゆえミスもつきもので、それがキッカケで登録名を変更することになった選手もいる。

チェルシーで長く活躍し、現在は中国でプレーするMFミケル。

その本名はJohn Michael Nchekube Obinnaであり、正しくは"Michael"と綴る。

しかし、2003年に出場したU-17ワールドカップで"MIKEL"とユニネームがミスプリントされて以降、これを気に入り登録名を変更することに。発音的には「ミケル」だが、ナイジェリアは英語圏であるため正確な名前の読みは「マイケル」である。

こうしたケースはアフリカに多い。

ガーナ代表の守護神で、ワールドカップにも出場したことで知られるGKリチャード・キングストン。

本名はRichard Kingstonだが、パスポートに誤って"Kingson"と記載されたことで大会の登録名を変更する必要があり、その後は間違った名前をユニネームとして使用したこともある(ベンジャニ・ムワルワリやコリン・カズム=リチャーズも似たエピソードを持つ)。

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