内田 そうなんですよね。みんなに背中を押されて出るんだけど、出れない。練習やっていくけどやっぱ次の試合に向けてチームは動くから、(試合を想定した練習で)どうしても自分が相手側の選手になる。デンマークの選手になったりとか、カメルーンの選手になったりしなきゃいけない。その中でのモチベーションっていうのは、自分の中では結構きつかったなと思う。

岩政 あの時はね~。まあ、僕とはまた立場があの時は違ったから、よりきつかったと思いますけど。

内田 …でも良かったですよね。やっぱ、ワールドカップ。

岩政 だねぇ。やっぱり、ちょっと別物というか。試合に入っちゃえばそんな変わらないけど、大会の規模というか色んなものが、そう特に巻き込む人たち。あの期待感の中で、うん。喜んでくださる人がたくさんいるっていうのはね。

内田 まあ変な話、セカンドキャリアにもすごく響くと思うんですよね。代表に入っているというだけじゃなくて、ワールドカップに出ているっていう。

岩政 そうですね。

内田 23人に入っているっていうだけで違うなと。

岩政 あれ入ってないと僕、ここにいないかもしれないですね(笑)

内田 あ、そうなんですか。じゃあ僕、2回入ってるんで(笑)。

岩政 でもやっぱり、今回のワールドカップ。前回のあそこで無理して出て、そこからケガとの戦いが4年間続きましたけど、ここでもう1回出ることができればここまでにお世話になった人たちへの一つの恩返しになりますしね。

内田 いや本当に、本当にそうですね。

岩政 そういう場という面では、別物だなとやっぱり思います。

《放送ではこの後、内田がさらなる目標(野望?)を唐突に発言!お楽しみに!》

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