グアルディオラ監督のマンチェスター・シティ
2016年~
現在のサッカー界で「ポゼッション」というキーワードが最も似合う代表格が彼らか。
今季のリーグ戦における「パス総数」は、2位のアーセナルに2万本以上の差をつける、22,110本を記録(第30節終了時点)。
「中に絞ってボランチのように振る舞うサイドバック」や「DFラインに落ちてビルドアップに参加するアンカー」など、独特の戦術でポゼッションサッカーの最先端をひた走っている。
ただ、その一方でカウンターからの奇襲にも注力している点が「ペップ・シティ」の特徴で、ボールを奪ってからのダイレクトプレーの切れ味は抜群。
単なるポゼッションサッカーではなく、「遅攻」と「速攻」を高次元で両立させている唯一無二のチームとも評せるだろう(編集部T)。