トゥーロン国際大会2018の初戦であるトルコとの試合を落とし、決勝トーナメント進出のためには是が非でも勝利が必要な中で迎えたU-19ポルトガル代表との試合を逆転勝ちで終えたU-21日本代表。
後半途中にGKの山口瑠伊が退場し、さらに1点をリードを奪われる劣勢の状況下の中、途中出場した法政大2年の上田綺世がDFラインの裏に抜け出す得意の形で同点弾。さらに、試合終了間際に訪れたPKの機会では豪快に右足を振り抜き、チームに勝利をもたらした。
試合展開は一つ下のカテゴリーにあたる相手に対して終始後手に回る場面が見られ、決して褒められるものではなかった。
だが、様々なストレスがかかる中、数えるほどしかない決定機をものにして逆転勝ちに成功した「勝負強さ」は、U-21カナダ代表とのグループリーグ第三戦目だけではなく、さらに先に待ち構えている戦いにも活きてくるはずだ。
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では、前回の引き続き、今回もこの試合において、特に筆者の印象に残った選手を両チームから数名を選出してみたい。