『Daily Mail』は20日、「バルセロナのフランス代表FWウスマヌ・デンベレは、スパイクに友人へのトリビュートを入れていた」と報じた。

先日行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節でPSVと戦ったバルセロナ。リオネル・メッシのハットトリックに加え、デンベレも1ゴールを決めた。

その写真がこちら。

『NOURI 34』というのは、もちろんアヤックスに所属していたアブドゥルハーク・ヌーリのこと。

2017年に行われたヴェルダー・ブレーメンとの親善試合中に心臓発作を起こして昏倒し、一命は取り留めたものの脳に深刻な障害が残ってしまった選手だ。

デンベレはヌーリの友人であり、火曜日のPSV戦では彼の兄であるアブドゥルラヒームをカンプ・ノウに招待していたという。

他にも、ローマに移籍したジャスティン・クライファートはヌーリが使っていた34番を着けることを選択しており、マンチェスター・シティのフィリップ・サンドレルも同じ番号を背負っている。

現在ヌーリはわずかに顔のジェスチャーでコミュニケーションを取れるところまで回復しており、数ヶ月前よりは大きく進歩しているとのこと。

彼が昏倒した際の治療には不備があったことをアヤックスも認めており、今後同じような事故が発生した際にはより速い対処が可能になるよう動いているという。

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