『Telegraph』など各メディアは27日、「フラムのオーナーであるシャヒド・カーンは、ウェンブリー・スタジアムの買収に乗り出している」と報じた。

シャヒド・カーン氏はパキスタン出身のアメリカ人実業家で、自動車部品製造のビジネスで一財を築いた富豪である。

2010年にジャクソンビル・ジャガーズ(NFL)を買収したのを皮切りにスポーツビジネスに乗り出し、2013年にフラムのオーナーとなっている。

そして彼は今回、イングランドサッカーの象徴とも言える「聖地」ウェンブリー・スタジアムを買収するための動きを見せているという。

その入札金額はおよそ6億ポンドで、現在ウェンブリーを所有しているイングランドサッカー協会(FA)は10月11日の理事会でこれを承認するかどうかを決議するとのことだ。

フラムは現在本拠地のクレイヴン・コテージを改修する計画を進めており、ウェンブリーを今後クラブで使いたいということではないようだ。

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