アンディク・ベルマンサ

Andik Vermansyah

国籍: インドネシア
ポジション: MF
年齢: 26歳
所属: フリー
※前所属はケダFA (MAS)

163cmと小柄な体格ながら、小刻みなドリブル突破からチャンスを生み出すインドネシア産のアタッカー。

サイズやプレースタイルから「タイのメッシ」ことチャナティップと比較されることもしばしば。個人的にはチャナティップよりも攻撃性能を高くし、戦術理解力を差し引いたイメージである。

今シーズンはマレーシア・スーパーリーグのケダFAで13試合2ゴールと不本意な成績に終わり、退団が決定済み。

すでに東南アジアの複数クラブが獲得の意思を示しているようだが、2013年にはヴァンフォーレ甲府のトライアルに参加した経歴を持つことから、J入りの可能性も残す。

J2下位~J3クラブならレギュラー争いに割って入ることができそうだ。

【Jに来るかも知れない度】★★

【Jで活躍するかもしれない度】★


いかがだっただろうか。

Jリーグは11月20日に行われた理事会で、2019シーズンからの外国籍枠拡大を決定。登録人数はすべてのカテゴリーにおいて無制限に。試合エントリーはJ1が「5人」、J2とJ3が「4人」までとなった。そして、提携国枠(タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール)は引き続き外国籍選手枠にカウントされない。

枠が拡大したことで今後各クラブが外国籍選手の獲得に活発になるとみられる。また「アジア枠」が廃止された影響だが、登録枠が無制限となったことで当面は影響を受けないと思われる。若い中国人選手の加入も引き続き増えていくのではないか。

最後に大物外国籍選手に関して。欧州の多くはまだシーズン真っ最中なため、イニエスタ(神戸)のような超一流選手の加入は落ち着きそう。ただ前述のモントリーヴォのような戦力外扱いされている選手や中国、アメリカなど「春秋制」を採用するリーグに所属するビッグネームはやって来る可能性が大いにありそうだ。

いよいよ始まる「登録無制限時代」。紹介した彼らも含め、今オフも多くの外国籍選手がJリーグにやって来ることを心待ちにしている。

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