監督の現役時代がすごかった

純血主義を貫くチバスであるが、選手以外に特に制限はない。

数年前にはオランダ代表とサッカー界のレジェンド、故ヨハン・クライフ氏が相談役を務めており、今年、クラブを56年ぶりに北中米王者へと導いたのは元アルゼンチン代表MFマティアス・アルメイダ監督である。

現在のホセ・カルドーソ監督はパラグアイ人。彼は現役時代300ゴール以上を記録した偉大なストライカーで、年間58ゴールを記録したことも。パラグアイ代表ではあの“超イケメン”ロケ・サンタクルスと2トップを組んだが、勝負強さと決定力は遥かに凌駕していた。

そんな典型的なFWとしては珍しく指導者としても成功を収めており、今回のクラブワールドカップは彼にとっても大きなアピールの舞台となるだろう。