カラム・パターソン(カーディフ・シティ)

今季はフォワード、ミッドフィルダー、ウイング、サイドバックでプレーしてきた魅力的な男だ。彼が体現する精神力、個性、怒りの力は不可欠だ。その熱意は周囲に伝染する。

特に今のカーディフにはそれが必要だ。新たなエースとして期待されていたエミリアーノ・サラが飛行機に乗ったまま行方不明になり、それはドレッシングルームに衝撃を与えたに違いない。そのような状況にどう対処するか、前例はない。

パターソンは今不可欠な存在だ。サッカーをすることの喜びを見せられる男として、この暗い出来事の後に光をもたらす重要な役割を担っている。

ソン・フンミン(トッテナム)

アジアカップで韓国が早くに敗れたことで、ソン・フンミンは予定よりも前倒しでトッテナムに戻ってきた。ワトフォード戦、ニューカッスル戦では彼がどれだけ重要なのかを証明した。

そして、彼はあと数週間トッテナムの「タリズマン」(お守り)にならなければならないだろう。ケインもデル・アリもまだ出場できない。その穴を埋められなければ、順位はズルズル下がっていく。

ソン・フンミンの価値はプレーできるポジションの数だ。ケインやデル・アリとスタイルは違うが、その得点力、スピード、突破力はクラブをトップ4に導くために十分な破壊力を持っている。