Jリーグモードを素早く攻略するには?
Jリーグモードでは実際のレギュレーションにある程度沿っているので優勝しなくても昇格ができる可能性がある。例えば、各大陸のリーグは制覇しなければならないが、J2で2位でもJ1へ昇格はできる。
最初はオリジナルの日本人選手で余り強くないメンバーからスタートする。こうしたメンバーに愛着がわくのがゲームの良いところだろう。一方で、本編で持っている強い選手をレンタル移籍でJリーグモードに連れてくることもできる。マンチェスター・シティからニューヨーク・シティへ移籍させるみたいなグループ経営ができるのだ。
ただ、調子にのってはいけない。Jリーグモードは、本編と違い沢山の有名選手を囲うことができない仕組みになっている。年次更新の際に年俸を支払わないといけないのでコスト管理が必要なのだ。
例えば強い選手をたくさんそろえたとしても、順位が悪ければ支払えなくなってしまう。「助っ人的に連れてくるのが攻略としてオススメ」とのことだ。
J2の沼が再現??
特に、今回はJ2あたりから計画的にコスト管理を戦略的に求められる。J1から落ちた時などは大変厳しい状況になる。リアルの世界で通称「J2の沼」と言われているものだ。
「スタミナ管理とかの要素を入れていったらより“沼”化しますね」と開発陣は笑って話してくれた。もしかしたら、J3が難しいとかもありかもしれない。他にも、エレベータークラブの大変さが再現出来たら、しかめっ面でサッカーゲームをすることになるんじゃないだろうか。そんな難易度20年前ならまだしも今大丈夫なのだろうか?
「昔のサカつくだとJ2のサポーターは自分たちの応援するチームの名前をつけてプレーする人がJ1のサポーターに比べて多かったんです。弱いところから育ててとか、自分の手で強くしていくみたいな。最初から強いというのはサカつくのファンは余り求めていないのかなと。」とゲーマーとしても困難さを愛するのだ、と開発陣は話している。
そもそも昔のシュミレーションゲームといえば序盤がやたら難しかった。序盤は駒が揃わないので、攻略が進む中盤以降より「エグイ」のだ。
「気持ちよく勝つというのは本編で再現できていると思うんです。だから、Jリーグモードって意外とやりこみがいがあるなというのも良いかもしれない。」と語る。実際に、開発陣でDS版を引っ張り出してきて遊んだところ序盤余りにも勝てずにびっくりしたそうだ…。