アメリカの実質2部リーグに当たるユナイテッド・サッカーリーグ(USL)で、差別に抗議するために「チーム全員で試合を放棄する」場面があった。

2020年のシーズンは新型コロナウイルスの影響により延期され、ついに10月1日に開幕を迎えた。

事件が起こったのはサンディエゴ・ロイヤルvsフェニックス・ライジングの試合だ。

サンディエゴのコリン・マーティンが退場となり、その抗議が行われている最中にフェニックス・ライジングの選手から同性愛者を差別する発言があったという。

それに抗議したサンディエゴの監督ランドン・ドノヴァンにもレッドカードが提示されていた。

そしてハーフタイムを挟んで後半がスタートしたとき、サンディエゴの選手は全員が跪き、そのままピッチを去っていったのだ。

勝っていたにもかかわらず、これによって試合のスコアは没収されることに…。

それでも、かつてアメリカ代表のスター選手だったランドン・ドノヴァン監督は、プレーオフ進出の可能性を捨ててでもこの行動は正しかったと語っている。

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コリン・マーティンは2018年に同性愛者であることをカミングアウトしていた選手だった。それを揶揄したとされるフェニックスのジュニアー・フレミングスは、その事実を否定しているとのことだが…。