11月25日に心臓発作のためこの世を去ったディエゴ・マラドーナ氏。慢性硬膜下血腫の手術から回復途中だったこともあり、その死は非常に突然のものだった。

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そのため彼は遺書らしき遺書を残しておらず、そのために財産分与の問題が浮上しているという。彼は2012年に一度遺書をしたためたものの、それを4年後に破棄しているのだ。

『The SUN』によれば、マラドーナ氏が残したのは3700万ポンド(およそ51.3億円)ほどの資産。それを16名もの家族が求めているそう。

マラドーナ氏と現在の妻クラウディア・ビジャファネとの間には二人の娘を授かっているが、他にも5人の子供がいる。

また、それ以外にも愛人との間に7名以上の子供が存在しているほか、マラドーナ氏の兄弟5人のうち4人も財産の分与を希望しているとのこと。

マラドーナ氏の遺産はスイスやドバイ、ブエノスアイレスにある現金のほか、高級車や船、加えてPumaやコカ・コーラなどとのスポンサーシップも含んでいる。

アルゼンチンの法律では、隠し子も含めて全ての家族が平等な分与を求めることが可能であるそう。

しかしそうなれば、マラドーナが会ったこともない子どもたち全員が分与を求めることができるため、かなり複雑なものになってしまうようだ。

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