横浜F・マリノス戦、声が出せない中での「等々力劇場」

――今シーズンの川崎フロンターレはどんなところが楽しみですか?

『ファイフロ』でもお馴染みの、新加入選手がフロンターレに染まっていく様子ですかね(笑)。

今年の新体制発表で一皮どころか二皮くらい剥けた姿を見せてくれた三笘薫選手は、昨年の新体制発表でインタビューした際は真面目に淡々と答える姿が印象的だったんです。そんな選手が、一年であんなことになっていて改めて驚きました(笑)。

山根視来選手も昨年、ピッチだけでなく『ファイフロ』でも大活躍でした。番組のコーナーに出演していただいた際に出た「2甘のカレーライス」のエピソードから、すぐに商品化してしまうのは本当にフロンターレだけだと思います。しかもあのスピード感(笑)。今年も新加入選手が『ファイフロ』で活躍してフロンターレに馴染んでいく姿は楽しみだと思います。

新加入選手では、田邉秀斗選手。高校から入るような選手は「絶対にプロになりたい!」と言うのが普通だと思っていたので、「プロになれるとは思っていなかった」と言っていたのは新鮮でした。チームメイトには大島僚太選手や長谷川竜也選手、旗手玲央選手といった静岡学園高校の先輩もいますし、フロンターレで活躍する姿を見たいです。

それと、ACL。チームも今年は目標として掲げていますし、応援番組のMCをやっているタイミングでこんなに色々な種類のタイトルを獲得することもなかなかないと思うので、もう一つぜひ、まだ見たことのない景色を一緒に見てみたいです。

――開幕戦の相手は、横浜F・マリノスです。F・マリノスに対する印象はどうです?

シンプルに「強い」という印象です。2019年に優勝していますし、その時の印象がやはり強いですね。あの時は本当に悔しかったので…。

あと、仲川輝人選手はU-18までフロンターレにいたこともあって、得点王とMVPを受賞された2019年にインタビューをしたことがあります。イケイケ風でちょっと怖いのかなと思っていたんですが、全然大丈夫でした(笑)。

――テレビ神奈川ではそれぞれの応援番組、『キックオフF・マリノス』と『ファイト!川崎フロンターレ』が金曜日の夜に連続で放送されています。『キクマリ』を見たことは?

もちろんあります。MCの小山愛理さんとお話しさせていただいたこともありますし、等々力へ向かう際に駅でお会いして、一緒にタクシーに乗せていただいたこともあります(笑)。

――神奈川ダービーとして、ライバルチームであるF・マリノスに絶対負けたくない思いはありますか?1年目、ホームで1-4の完敗を喫した試合などはかなり悔しい思いをしたのではないかと思うのですが。

そうですね…。神奈川ダービーは応援番組も前後していますし、ライバルである一方で一緒に盛り上げたいという気持ちもあるんです。F・マリノスが相手だから、といった特別感はまだそこまで持っていないのが正直なところです(苦笑)。