今季チェルシーでV字回復を見せたドイツ代表DFアントニオ・リュディガー。フランク・ランパード前監督の下では活躍できなかったが、トーマス・トゥヘル体制で再びレギュラーに定着した。
UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦でもマンチェスター・シティ相手に奮闘し優勝に貢献。その実力を再び世界に証明してみせた。
しかし、彼の契約は2022年夏までとなっており、シーズンの前半に活躍できなかったことから延長に向けた交渉はまだ行われていなかった。
そこで、その間隙を狙って接近しているクラブがあるようだ。『Mirror』によれば、それは同じロンドンに本拠地を置くトッテナム・ホットスパー、そしてパリ・サンジェルマンであるとのこと。
トーマス・トゥヘル監督はもちろんリュディガーの残留を望んでいるとのことで、彼自身も契約延長には前向きだという。
ただ契約交渉についてはEURO2020が終了した後に動きがあるかもしれない…とリュディガー自身が明かしており、現状はまだ対話が行われていない。今後どのように進んでいくか注目されそうだ。
なお、チェルシーはブラジル代表DFチアゴ・シウヴァに1年の契約延長を提示する見込みであると言われており、CL優勝の要となった最終ラインの人員を留めるために必死になっているようだ。