深刻な財政難により、リオネル・メッシらの放出を余儀なくされたバルセロナ。

補強費が限られていることから、今夏はフリーエージェントの選手を多く獲得している。

現在、0円で獲得できる選手のひとりがブラジル代表DFダニ・アウヴェスだ。38歳になった彼はサンパウロとの契約を解除しており、来年からプレーに戻る見込み。

『SPORT』のインタビューで本人もこう述べた。

ダニ・アウヴェス

「(あなたは今のバルサが必要としている人物像に当てはまるのでは?)

今のバルサが俺を必要としていると言うのはとても好都合に聞こえるね。

俺が言ったように、バルサが俺を必要としており、俺を求めているなら、自分がどこにいようともそれはバルサの思うがままだ。

このクラブに対する愛情やリスペクトはあまりにも大きい。

バルサが俺を必要としているなら、電話をくれればいいだけさ。

どこでも貢献できるといまでも思っているが、今のバルサは若い選手が多いのでなおさらだ。

俺はどこに行ってもベテランと若手の組み合わせが完璧だと思ってきた。

若手が成熟し、ベテランが去っていく時が訪れる。それは自然なサイクルだが、サッカーではミスがそのプロセスを加速させる。

この組み合わせは不可欠なものだ。

バルサを守るという大きな責任を果たす準備ができていなかった。全てが新しい。

両者の組み合わせが偉大なことのために戦うバランスと可能性をもたらす」

本人的にはベテラン助っ人になる気は満々のようだ。

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なお、2008年にアウヴェスがバルサに加入した際に会長を務めていたのは、今年3月に復職したジョアン・ラポルタ氏だ。アウヴェスは「彼が戻ってきたのはとても嬉しい。(前任者からの)問題が彼に残されたが、それを解決するための人物がいるなら、それはジョアン」とも語ったそう。

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