長友佑都
柴崎同様昨年に続くピックアップになってしまったのは、長きにわたり日本代表の左サイドバックに君臨してきた長友佑都だ。
4-3-3を初採用したオーストラリア戦では、ボール保持時に左サイドの高い位置を取ることで南野拓実の自由度を高め、自らも良い仕掛けを見せる場面があった。
しかし11月シリーズでは守備に重きを置いてくる相手に対し、中途半端なポジショニングや技術面での課題が目立ち、いずれも中山雄太との途中交代を余儀なくされている。
対人守備ではベテランらしい巧さを見せているものの、もともと活力あふれるプレーが持ち味であったため衰えを隠せなくなってきた感がある。