昨シーズン限りでジュビロ磐田を退団し、南葛SCへ移籍することになった今野泰幸。
日本代表として93試合に出場したベテランが、DAZNで配信されている内田篤人の『FOOTBALL TIME』に出演した。
今野といえば日本最高峰の守備技術を備えていた守備職人。内田も「(ボール奪取力は)すごかったですよ。相手が痛いとか、相手のことを削っちゃまずいなみたいなことを考えてないな、この人と。バチバチいくし、獲れそうな瞬間をある程度予測してガブッていく」と賞賛していた。
今野によると、「ボールがその選手に入るまでが勝負。どれだけ速く寄せられるか、どこまで近づけるかが勝負」、「トラップした瞬間に体を入れて奪う。全力で寄せて相手をビビらせる」というのがボール奪取のコツだそう。そのうえで、ボールを奪いにくかった選手も明かしていた。
今野泰幸
「誰だろうな…。やっぱ、遠藤(保仁)さんとか。
とにかく、ボールが来る前に周りを見ていて、寄せた時にワンタッチで蹴れる人。とにかく、周りが見えている人は獲りづらい。
寄せたとしても、パンッてはたかれて、すぐに動かれるから。獲りどころがない。
ヤットさん、中村俊輔さん、中村憲剛さんはなかなかボールを奪えなかった。
たぶん、狙っているのも分かっている。トラップしたら獲られるなっていうのが分かってるから、ワンタッチではたいて、次に動いちゃうみたいな」
今野が名指ししたのは、日本代表でも活躍した3人のMF。ボールだけでなく周囲が見えている選手は厄介な存在だったとか。
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内田も「ヤットさんが捕まるイメージない」と同意していた。