ミケル・アルテタ監督のもとで復活を目指しているアーセナル。

プレミアリーグで現在5位ながら4位トッテナムとは勝点で並んでおり、残り9試合に全てをかける。

ふくらはぎの故障で離脱している冨安健洋は近く復帰する見込みだ。そうしたなか、『Football.London』は、冨安は左サイドバックとして起用されるかもしれないと伝えた。

アーセナルは左SBのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが膝の負傷で今季絶望となってしまったが、代役である22歳のヌーノ・タヴァレスは不安定さを露呈している。

『Football.London』

「ティアニーが離脱し、タヴァレスは苦しんでいる。ミケル・アルテタ監督は型破りな方法で左SBをカバーしなければならないかもしれない。

23歳の冨安はすでに指揮官が望むプレーを提供すると述べている。加入時に、「(ポジションは)問題ではありません。一番大事なのは、試合でプレーすることですから。監督から『ストライカーでプレーしろ』と言われたら、そうしますよ。なので、ポジションは問題ではありません」と語っているのだ。

冨安はボローニャ時代に左SBとして2度試合に出場しており、どちらも負けていない。

スペツィア戦は2-2、トリノ戦も1-1だった。ただ、スペツィア戦ではポジションに戻れずに失点している。

とはいえ、それから2歳年を重ね、プレミアリーグレベルでの経験を積んだ冨安が、ポジションを間違うことは滅多にないし、左SBとしての教訓はアルテタ監督にとって有益なものになるはずだ。

さらに、冨安の規律正しいポジショニングによって、(右SBに入る)セドリック・ソアレスは持ち味の攻撃力をより発揮できるかもしれない。

ただし、この異例の選択をした場合、タヴァレスの自信を喪失させてしまいかねない。22歳の彼は前半戦ですでに2度外されている。

アルテタはタヴァレスをより信頼し、彼のメンタルが回復不可能な状態に陥らないようにする必要があるという強い主張もある。

冨安が起用できないであろう今後2試合で彼を起用することで待望の上昇につながるかもしれない」

右にセドリックを入れて、左に冨安を回したほうが安定感が出るはずと指摘。ただ、そうした場合はタヴァレスが自信を喪失してしまうかもしれないとのこと。

 

【動画】これは冨安のせい!?左SB時のカウンター失点シーン

アーセナルの今後2試合はブライトン、サウサンプトンとの対戦。それ以降は、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ウェストハム、リーズ、トッテナム、ニューカッスル、エヴァートンと戦う。

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