柴崎 岳

生年月日:1992/05/28 (29歳)
所属クラブ:レガネス(スペイン)

名門・青森山田が輩出したレジェンドであり、宇佐美と同世代の天才MF。

鹿島に加入後はやや燻ったが、2016年のクラブワールドカップでクリスティアーノ・ロナウドやルカ・モドリッチらを擁するレアル・マドリーから2ゴールを記録しその名前は世界に知れ渡ることに。

日本代表でも、2018年ロシア大会でチームのベスト16入りに大きく貢献。“日本のピルロ”などと絶賛され、長く続いた遠藤保仁の後継者問題に完全に終止符を打った。

しかしスペインでは苦悩の日々を過ごしており、それが代表でのパフォーマンスにも大きく影響している。最終予選のサウジアラビア戦で敗戦に繋がるパスミスを犯して以降はベンチに。状況はかなり厳しい。

久保 裕也

生年月日:1993/12/24 (28歳)
所属クラブ:FCシンシナティ(アメリカ)

早くから欧州で実績を積み重ねた“もう一人の久保”は、リオ五輪世代の日本代表エースだった。

A代表にも定着し、ヴァイッド・ハリルホジッチ体制では右サイドのポジションを確保。ワールドカップ出場が確実視されたが、大会前のハリル電撃解任によりよもやの落選となった。

同大会は同じリオ世代のエース候補だった浅野拓磨も落選したが、その浅野はセルビアなどを流浪しながら復活を果たし、現在も日本代表に名を連ねている。

一方久保はそれ以降完全にパフォーマンスを落としており、現在はアメリカ・MLSの新規参入クラブであるシンシナティに所属している。

宮市 亮

生年月日:1992/12/14 (29歳)
所属:横浜F・マリノス(日本)

宇佐美貴史、柴崎岳とともにこの世代で脚光を浴びたのが宮市だ。

高校時代に“和製クリスティアーノ・ロナウド”と形容されたアタッカーは、高校卒業前にアーセン・ヴェンゲル監督のアーセナルと契約。爽やかな容姿もあり、瞬く間に日本屈指の人気選手となった。

彼の武器である脚力は間違いなく欧州でもトップレベルだった。しかしそれは同時に体への負担も強め、度重なるケガに悩まされることに。

出場すらままならない時期も長く、数クラブを渡り歩いた末に昨夏、横浜F・マリノスへと加入。これがキャリア初のJリーグでのプレーとなっているがポジションは掴めていない。