今月1日からウズベキスタンで行われているU-23アジアカップ。U-21年代のチームで臨んでいる日本代表は、グループステージ2試合で1勝1分けという結果に。

そして今回グループステージ最後の試合でタジキスタンと対戦し、決勝トーナメント進出を目指すことになった。ここまでサウジアラビアとUAEに2連敗して敗退が決定しているタジキスタンに対し、日本代表は序盤から試合を支配して攻め込んでいく展開に。

そして11分には早くも先制点を奪取。山本理仁の左コーナーキックから馬場晴也が落とし、松木玖生がボレーシュートを叩き込んだ。

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前半には他にも2回PKを獲得するチャンスがあったが、31分の場面はオンフィールドレビューで取り消しとなり、44分は松木玖生のキックが左ポストに弾かれて追加点はならなかった。

そのような状況でなかなか追加点に結びつかなかったものの、後半11分にようやくスコアを動かすことに成功。タジキスタンのGKハビブロエフのパスミスを奪った佐藤恵允が、そのチャンスを逃さず冷静に左足でシュートを決め、リードを広げた。

64分には三戸舜介のヨドゴロフに対するタックルがVAR判定の末にレッドカードとなり、2試合連続での退場者を出してしまう。

ただ、すでに2点のリードを奪っていたことは大きかった。人数をかけて守りながらカウンターを狙って試合をコントロールし、最後まで失点を逃れることに成功。

さらにアディショナルタイム4分には中島大嘉が裏への抜け出しから長距離ループシュートを決め、一人少ない中でリードを広げて試合をコンプリートした。

同時刻に他会場で行われたサウジアラビア対UAEが2-0という結果で終わったことにより、日本はグループ2位で決勝トーナメントに進出することになった。

そのため、12日に行われるベスト8の1回戦では韓国と対戦。「日韓戦」で準決勝進出を争うことが決定している。

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