この6月のインターナショナルマッチウィークでパラグアイ、ブラジルと親善試合を戦ってきた日本代表。

その2試合を1勝1敗で終え、この10日からキリンカップに臨むことになった。初戦の相手はアフリカの雄ガーナ代表である。

日本代表はこの試合に向けて久保建英をインサイドハーフで起用、そのパートナーとして柴崎岳を置き、さらにワントップに上田綺世を配置。目新しい4-3-3を形成した。

そして序盤から攻勢を仕掛ける展開となり、29分には堂安律のワンタッチスルーパスから右サイドの裏に抜けた山根視来がシュートを決めて先制。

ただ、44分にはその山根視来の致命的なパスミスからジョーダン・アユーに同点ゴールを決められ、リードを失ってしまった。

そのような展開であったが、アディショナルタイムには三笘薫が左サイドからクロスボールのようなシュートを放ち、これがゴール右隅に決まって追加点に。中央で上田綺世と堂安律が触れなかったことがいいフェイントとなり、ゴールキーパーの動きを妨げたプレーだった。

そして後半28分、左から三笘薫が仕掛けてマイナスのクロスを送ると、フリーで待っていた久保建英が左足でシュート。これがディフェンスに当たってゴールに決まり、日本代表が3-1とリードを広げた。

【動画】久保建英と前田大然、代表キャリアで初となるゴールが決まった!

さらに82分には伊東純也の飛び出しからのパスを前田大然がシュート。スピードを生かした速攻で追加点を決めた。

久保建英と前田大然にとっては、これが待ちに待ったA代表での初ゴール。攻撃陣が結果を残し、日本代表が4-1とガーナ代表を撃破することに成功している。

なお、日本代表はこのあと14日にパナソニックスタジアム吹田でチュニジア代表と対戦し、キリンカップの優勝を争うことになる。

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