バルセロナは13日、「リーズ・ユナイテッドからブラジル代表FWラフィーニャを獲得することが内定した」と公式発表した。

交渉はすでに原則的な合意に達しており、今後行われるメディカルチェックで合格し次第正式な契約が結ばれる見込みだ。

移籍金については公開されていないものの、メディアでは基本額としておよそ5800万ユーロ(およそ79.3億円)、パフォーマンス関連のボーナスが最大900万ユーロ(およそ12.3億円)であるという。

ラファエウ・ジアス・ベロリ、通称「ラフィーニャ」は1996年生まれの25歳。19歳でブラジルからポルトガルに渡り、ヴィトーリア・ギマランイスでデビューした選手だ。

その後スポルティング・リスボン、レンヌで活躍した後リーズ・ユナイテッドへ移籍し、プレミアリーグでのプレーで世界屈指のウインガーとして評価を確固たるものにした。

左足のキックや技術を武器としているアタッカーで、昨季は苦戦するチームの中で11ゴール3アシストを記録。セットプレーも得意としており、ブラジル代表でもネイマールらと並ぶ危険なキッカーとなっている。

彼の代理人はかつてバルセロナでプレーしたことで知られる元ポルトガル代表MFデコであり、ラフィーニャ自身がスペインでのプレーを望んでいたとか。

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なお、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はメディアに対して「今週中にラフィーニャの獲得とウスマヌ・デンベレの契約延長を発表するセレモニーを行う」と発表しているとのことだ。

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