「相当難しかった」ベールスホット2年目

――ベルギーのリーグや選手の特徴はどのように感じました?

センターバックなんかは身長が190cm以上あってもすごく動けるという印象でしたね。個人の能力、身体的能力はとても高いなと。

大きくても素早く動ける選手が多かったです。

――そういうリーグの中で、FWにはまずどんなことが監督から求められましたか?

僕の特徴である背後へ抜け出すことだったり、そういったところを求められました。

※まさに裏への抜け出しで決めたセルクル・ブルッヘ戦のゴール!

――チームとしては、武蔵選手の加入初年度だった2020-21シーズンは素晴らしい戦いぶりでしたが(※一時首位に立つなど昇格1年目で9位)、逆に2年目はかなり苦しいシーズンだったと思います(※最下位で2部降格)。やっていてどんなところに難しさを感じました?

相当難しかったですね。前半10分以内に失点かレッドカードが出たりすることが多く、いきなり厳しい状況になってそこからなかなか立て直せなかったです。とにかく後ろにすごく重くて、「守って頑張ろう」という感じでした。

なかなか前のFWにボールが良い状況では来ません。クリアボールしか来ないという状況だったので、すごく厳しかったです。

――その中でも、FWとしてどんなことを心がけてプレーしていましたか?

とにかく「立ち上がり失点しないでくれ」という想いでやっていましたね。そのためには自分もできること、守備をしっかりしないといけない。

ただそれでも失点したり、レッドカードが出たりという状況が続いたので、難しかったです。