サンフレッチェ広島加入、そしてアーセナルへ

卒業後はサンフレッチェ広島へ加入、野津田岳人と韓国人のキム・ジョンソク、パク・ヒョンジンが同期だった

キム・ジョンソクは高校卒業後1年の浪人を経て、パク・ヒョンジンは高麗大学校、野津田はユースからであり、浅野は唯一日本の高校卒業からの加入である。

プロでは、他のメンバーが広島で出番を得るのに苦しむ中、浅野は順調にキャリアを形成する。

2015シーズンにJリーグ初ゴールをあげるとスーパーサブとして30試合に途中出場。先発2試合とあわせ32試合8ゴールをあげて同年のJリーグアウォーズではベストヤングプレイヤー賞を受賞した。

また、同年夏の東アジア選手権では日本代表に初選出、北朝鮮戦でデビューを果たした。

なお、当時の広島での役割はFW登録だが「2シャドーの1角」が主でFOOTBALL LABなどのJリーグデータサイトではOMF(攻撃的MF)とされることが多かった。

翌2016年には背番号を「10」に変更、7月にイングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルへの移籍が決定する。

その後、リオデジャネイロオリンピックに出場もチームはグループリーグ敗退。大会後、アーセナルでの労働許可証が下りず8月26日にシュトゥットガルト(ドイツ2部)へレンタル移籍。以降ブンデスリーガを主戦場とする。