3月1日からウズベキスタンで開幕を迎えたU20アジアカップ。日本代表チームは3日に初戦を迎え、中国代表との試合に臨んだ。

この試合に向けて日本は最終ラインに右から屋敷優成、高井幸大、田中隼人、松田隼風、ボランチに山根陸と松木玖生、2列目に甲田英將、北野颯太、横山歩夢、そしてトップに坂本一彩という4-2-3-1で臨んだ。

ところが開始からわずか6分、コーナーキックから早くも失点してしまう。リュー・ハオファンのヘッドが田中にあたり、記録ではオウンゴールに。

これでビハインドとなった日本は、守備を固める中国の陣内へと積極的に攻め込み、同点ゴールを狙う。

しかしながら人数をかけた引いた守りに手こずり、いくつか生まれた決定的チャンスも 坂本一彩のシュートが不運にも枠を外れていった。

なかなか事態を打開する手段がなかった日本であるが、後半に選手を入れ替えたところから流れが変わる。

ハーフタイム明けには甲田から栄長、56分には坂本と横山に代えて熊田直紀と佐野航大をピッチに送り出した。

すると66分、波状攻撃から佐野のふわっとしたクロスから熊田がヘッド。これがゴール左隅に決まって同点に追いつく。

さらにその4分後、今度は佐野のアーリー気味の鋭いクロスを熊田がボレーに持ち込み、空振りしたところを素早くリカバリーしてターン。冷静にゴールへと決め、瞬く間に試合をひっくり返した。

90分には熊田が倒されてPKを獲得するも、松木玖生のシュートがキーパーに弾かれてしまい追加点はならず。

ただ、試合はこのまま2-1のスコアで終了し、日本代表はこのアジアカップ初戦を逆転勝利で終えることに成功している。

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なお、次の試合は3月6日の日本時間19時からキックオフされるキルギス戦。なんとしても連勝して決勝トーナメント進出を決めたいところ。もちろん『DAZN』で放送される予定だ。

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